その②からの続き。
アルファフライのランナー様と並走しながら30kmを越えました。
最近のフルマラソンでは30km以降も足が残っていることが多かったのですが、この日は前半から中盤にかけて少し攻めたせいか30kmを越えた時点で足にダメージを感じていました。
このダメージは初フルマラソンにヴェイパーを履いて臨んで撃沈した時の25km以降のダメージに類似しており。速いペースで押した影響だけでなく、ヴェイパーの影響も考えられました。ヴェイパーは速いペースで巡航するには一番適したシューズだと思いますが、フルマラソンにおいては後半のダメージが大きい気がします。まあシューズの相性は人それぞれだと思いますが、私にとってはフルマラソンで使うのは難しいシューズだと改めて感じました。単なる練習不足の可能性もありますが、昨年10月以降は自分なりにそこそこ距離を踏んできたつもりだったので練習不足とは考えにくい気がします。
ここまで給水・補給無しで走っていましたが、確か30kmを過ぎた辺りで1度給水しました。ここで給水したのは悪いことではなかったと思いますが、給水が下手なこともあり一緒に走っていたアルファフライのランナー様から少し遅れてしまいました。
焦っても仕方がないので、ここからはガーミンを見ることをやめて最後まで止まらず・歩かずに走りきることに集中します。
ややペースが落ちたように感じましたが、気にせず身体の動きや接地などに集中し。気力を保って走り続けました。
こうして終盤集中して粘ったところ、35kmを過ぎた辺りで先ほど離されたアルファフライのランナー様に追い付きました。
ここからは再びアルファフライのランナー様と並走したり引っ張り合ったりしながらゴールを目指します。
アルファフライのランナー様もおそらく少しペースは落ちていたと思われますが、終盤になっても相変わらずアルファフライの反発を上手くもらって走っているように見えました。
40km辺りまでアルファフライのランナー様と並走を続けましたが、40kmを過ぎた辺りで私は着いていくことができずまたしても離されてしまいました。
ここからは自分との戦いで、足は全く残っていなかったのですが最後まで力を振り絞ります。
ラスト2kmがとても長く感じましたが、歩いたり止まったりすることなく無事にフィニッシュ。
ガーミンを確認したところ、2時間45分台の後半で目標としていたサブ45には届きませんでしたが。
大幅に自己ベストを更新し、余裕のあるタイムでサブエガを達成しました。
全体のラップはこちら。
後で公式な結果を確認したところ、タイムは2時間45分45秒で6位に入賞していました。
大規模の大会ではありませんが、ある程度の人数が出場するレースで苦手に感じていたフルマラソンで入賞することができたので成長を感じうれしく思いました。
「その①」で初フルマラソンのラップを載せましたが、1年前の同じ大会では後半撃沈してストップしキロ8分近く要している区間もあったので。
最近のフルマラソンの中では後半ペースダウンしている方ですが、この時点ではこれが限界だったように感じます。
2時間45分台だったので、サブ45達成まで惜しかったように見えますが。45秒という時間はけっこう大きいので、前半抑えたり違うシューズで走ったりしたとしてもサブ45は難しかったでしょう。
その④へ続く。