前編からの続きです。
10~12.5km 向かい風・上り
12.5~15km 追い風・下り
この2区間も前のランナーを積極的に追って追い抜きながら走ることができました。ラップも落ちず。前半前にいたランナーを後半でどんどん追い抜いていくレースができて爽快でした。
15~17.5km 向かい風・上り
本来なら一番キツい区間かもしれませんが、なぜかこの区間が一番良い走りができました。腰の位置を高く保ち、股関節・足首を柔らかく使いながらリラックスした自然なフォアフットで走ることができました。前半は主にハムを使ったミッドフットでしたが、この区間は臀部の筋肉を上手く使えていたように思います。序盤からこの走りができればよかったのですが。まあこれも長距離の難しいところでもあり、面白いところでもあると思います。
17.5km~ゴール
ここからさらに切り替えようと思いましたが、下腿が左右ともに1回ずつ攣ってしまい断念しました。ただペースを落とすのは嫌だったので、なるべく臀部・大腿だけを使いながらストライドを広げ過ぎずピッチで押しきりました。終盤は前方に一人ランナーが走っていたため切り替えて追うことも考えましたが、自己ベストの大幅な更新は間違い無かったため守りに入り確実に完走することに集中しました。その結果ラップは落とさずにフィニッシュ。
ゴール後にガーミンで1時間17分台でフィニッシュしたことを確認。今回は1時間18分台を目標にして、1時間17分台は来年1月に出場予定のレースで目標に設定していました。今年度のハーフマラソンの最終目標を11月で達成してしまったこともあり、静岡まで来てよかったなと感じました。
ラップは以下の通り。
全体的に安定したペースで走れたように思えます。
強いて言えば最初の2kmが慎重過ぎた気もしますが。ただ、若干アップ不足気味にして意図的に前半のオーバーペースを避けるようにした面もあるので。最初の2kmをゆったり入ったおかげで、後半も失速しなかった可能性もありますし。いずれにせよ次回の課題や参考にしたいと思います。
後日ランネットを確認すると正式なネットタイムは1時間17分39秒でした(グロスはウェーブスタートのためプラス1分ほど)。
少し水分補給して休んだ後シャツだけ着替えて5kmダウンJOG。スポーツドリンクを飲んだためか腹痛が出ましたが、ゆっくり大井川の河川敷を5km走って終了。
JOG後はプロテインだけ摂取し帰路へ。Gotoトラベルのクーポンをどこで使うか考えているうちに下道から新東名に入ってしまったので、とりあえず富士宮まで向かうことにしました。
富士宮のイオンに行ってみましたが、駐車場が大変混雑していたので市街地から少し離れたスーパーに向かうことに。マックスバリュというスーパーでクーポンが使えるようなので駐車して昼食を購入。
またネットで検索したところ、近くに評価の高い富士宮焼きそばのお店があったので訪問しテイクアウト。
富士宮市のはっちゃんというお店。
肉焼きそばの特盛を購入。
まずは焼きそばをいただく。
ずっしりとしてボリュームがあり、ソースの味もだし粉の風味も程よくて大変美味しかったです。
次にスーパーで売っていた浜松餃子。
カリカリに焼いてあって、ニンニクがよく効いていました。
最後にスーパーで買ったパンを数個と牛乳。
ホイップクリームがたくさん入ったホテルサンド。
富士製パンの白いようかんパン。
スペースアポロ。
パンはどれも違った種類の甘さで美味しかったです。普段は食べられないご当地のパンを食べることができて満足でした。焼きそばとパンを軽く完食。摂取カロリーが凄そうですが気にしません。
食事後は再び帰路へ。
楽しみにしていた富士山も間近で見ることができました。
一部有料道路や高速を使いましたが、下道メインで6~7時間ほどかけて自宅に到着。今回の遠征での自家用車の走行距離はトータル580km。長時間運転しましたが若い頃に聞いていた音楽を聞きつつ景色を楽しみながら運転したため、行きも帰りもほとんど眠くなりませんでした。
帰宅前にスーパーで唐揚げ・カキフライ・アジフライ・パスタ・コロッケなどを買って自宅で入浴した後、自己ベストの大幅更新を祝って缶ビールで祝杯。
昼はかなり食べましたが、夜も揚物などを完食。翌日は日勤だったので早めに就寝しました。
今回の遠征の目標は、
①事故を起こさず無事に帰宅する
②他のランナーや歩行者と接触しない
③感染しない
④富士山を見る
⑤ご当地の食べ物を食べてくる
⑥できれば1時間18分台、悪くても19分台で走り自己ベストを出す。
と決めていましたが、全て達成することができました。特にレースについては、目標を上回るタイムが出て大幅に自己ベストを更新することができました(今までのベストは今年1月の1時間20分39秒)。
私の年代で私よりも速いタイムで走れる人はたくさんいらっしゃると思います。しかし、体重90kgで全く運動していなかったデブが2年間でハーフマラソンを1時間17分台で走れるようになるといったことはあまり例が無いのではないでしょうか。
1時間17分台で走るために取り組んだことなどは、また別の機会に紹介するかもしれません。
最後にこのような難しい状況のなか、大会を開催していただきアールビーズさんには大変感謝しております。本音を言えばもう少し参加料が安いと助かるのですが、今回参加してみて大会のスムーズな運営やランナーへの温かい声援、感染対策など素晴らしいと感じました。
また機会があればトライアルマラソンに参加してみたいと思います。