2020年11月14日に開催された赤城トレイルリレーマラソンに1人で参加して、3時間ボッチ走してきたのでその日のことを簡単に振り返りたいと思います。
こちらの大会について簡単に説明すると、まず人数は1チーム1~5人。当日9時から15時までの間に、各チームが3時間走って走行距離を競うというもの。コースは1kmコースと2kmコースが用意されていました。
距離の計測はスマホのGPSアプリを使用しますが、ガーミンなどと連携できていればスマホは持たなくてもよいとのこと。チームで出る場合はスマホかGPSウォッチをタスキ代わりに使うとのことです。
私がこの大会に参加した理由は。
まず単純にトレイルはやったことが無かったので面白そうだったから。
次に練習になりそうだったから。11月の時点では、年内にフルマラソンを走ることも考えていたため。
最後に主催者に協力して、少しでも大会を盛り上げることができたらと考えたから。今回の主催者は前橋市まちづくり公社スポーツ振興課であり、8月に開催されたあかぎ大沼バーチャルトライアル2020という大会も主催していただいたのでランナーとして何か協力できればと考えました。主催者にはこのような社会情勢の中、気軽に参加できる大会を企画・開催していただいているので私は大変感謝しています。
当日は9時半頃会場に到着。すでに大会は始まっているので、雰囲気やランナー・コースの様子などを観察。
受付を済ませ、コース近くの空いているスペースに自作のエイドを設置。
トイレも済ませる。
確か10時20分頃スタートしたと思います。スタート時刻は切れのいい時刻にしました。今回は両手に腕時計を装着。左手は普通にGPSウォッチとして使用して、右手の時計で時刻を確認できるようにしました。
実は私は大会の2~3週間前に練習を兼ねて一度コースを15~16kmくらい試走しており、大体のペース配分は決めていました。確か試走の時は15~16kmを1時間45分で走ったと思います。
試走の時はキロ6~7分台で走ったのでその辺りのペースを目安にしていましたが、やはりレースなので周りのランナーに触発されてペースが上がってしまいます。
最高でキロ5分ちょっとまで上がった区間がありました。
アップダウンはキツかったのですが、スタートから2時間は快調に走ることができていました。
問題は2時間を過ぎてからです。2kmコースの中にはダラダラと続く長い登りが2箇所あるのですが、その区間を走るのがかなりしんどくなり足が少しずつ攣るようになりました。また下りは下りで膝周りの筋肉がダメージを受けてかなり張ってきました。
残り1時間を切ってからは2周ごとに自作のエイドに寄るようになりました。
エイドに用意したのは確か、水、スポーツドリンク、炭酸を抜いたコーラ、アミノ酸ジェル、ようかんだったと思います。
ただ私の場合、走っている最中に糖分の入った飲み物や食べ物を摂取するとお腹の調子が悪くなり腹痛を起こしてしまうようです。これについては他のレースでも同じような症状が出ており、レース直前までスポーツドリンクを飲んでいたところレース中にドリンクが込み上げてきて吐き気を起こしたこともありました。
この日もコーラやスポーツドリンクを摂取したところ、腹痛を起こして後半の走りにも影響したような気がします。
残り30分強くらいになると最後まで走り切るのは無理だと分かり、登りは歩いて下りや平地は何とか走るという作戦で大幅なペースダウンを避けることに努めました。
確かラストの30分はキロ8~9分まで落ちたと思います。
13時20分を過ぎたところを確認し、レース終了。レース後はしばらく歩けず。大人になって走るということで、これほどダメージを受けたのは初めてでした。
元々年内にフルマラソンを走ろうかとも考えていましたが、フルマラソンはきっとこれくらいキツいのではないかと感じ少し弱気になりました。
ガーミンを確認したところ走行距離は28kmを超えていました。何となく30kmくらい走れればと思っていたのですが無理でした。
3時間で28kmであれば大したことないと思われるかもしれませんが、初めてアップダウンのあるトレイルコースを走ったことを考慮すると納得のいく結果だったと思います。
また最後の最後で気づいたことがあり。
私は終始2kmコースを走っていたのですが、ラスト1周だけ時間の関係で1kmコースを走ることに。そこで思ったのは「1kmコースの方が全然楽なのでは?」ということです。1kmコースだと、先ほど述べたダラダラと続く登り2箇所を回避できるためです。まあ確信はありませんが、実際2kmコースを走り続けているランナーは少数だったように感じました。
元々1kmコースをぐるぐる走るのは単調になりそうだと考えて2kmコースを走ることに決めていたので、悔いはありませんでした。
ラップと高度は以下の通り。
私は高度のことはよく分かりませんが、自分にとって3時間ぶっ通しで走るにはキツいコースだったのは間違いありません。
しばらく休んだところ何とか歩けるようになり、帰宅するため駐車場へ移動。
駐車場で着替えて帰宅。飲食店で大食いしたいところでしたが、昼過ぎなのでラーメン屋などに寄ることも難しく。帰宅途中でスーパーに寄り、揚物やパスタなどを買って昼食と夕食に食べた記憶があります。
後日走行した結果を主催者に送信。
その後結果が発表されました。
個人名で参加されている方の中で私は上の方に名前がありましたが、同じように個人名で参加された方で35kmを超える距離を走った方がいらっしゃいました。確かに私より速いペースで1人で走り続けている方がいたのは覚えていますが。試しに名前をググってみたところ、やはり有名な方のようでした。
次回また一緒に走る機会があったら、少しでも近づければと思いました。
今回の大会は新鮮でいい練習にもなりましたが、来年も開催されるようなら今回よりも長い距離を走れるようにしたいと思います。