その②からの続き。
レースが進むにつれて風が徐々に強くなり、自然と向かい風区間は無理をしないよう慎重に抑えて走るようになりました。
30km以降も余力はあったのですが、撃沈せずに最後まで走りきることを考えるとどうしても向かい風区間でペースを抑えてしまいます。
後でガーミンを見返すと、30km以降の向かい風区間で明らかにペースが落ちていました。
天気予報だと昼前くらいから風速6mの表示でしたが渡良瀬遊水地は周囲に風を遮る物が全く無いので、体感的には6m以上に感じました。
途中からハーフ、10km、5kmなど他の種目のランナー様も混じって走るので自分の順位は全く分からなかったのですが。終盤になると足が攣ったりしてストップしているランナー様も多数いらっしゃいました。それだけ過酷な環境のレースだったと思います。
私の方は最後まで走りきれるようにペースをコントロールしながら淡々と走り続けました。
ラスト1周に入り力を振り絞ろうと思いましたが、向かい風の強い区間で一瞬ですが両足の臀部とハムの間辺りが攣るような感覚になり。そかからはさらにペースをコントロールして慎重に走りました。
足が攣ったこと自体は致命的でしたが、逆に言うとこの臀部とハムの間辺りを使って走っている証拠であり。この臀部とハムの間辺りは私が普段の練習から意識して使っている部分なので、それがレースでも再現できているということだと思います。
ラスト2kmの追い風区間は軽快に走ることができましたが、後半を通してみると余力があった割に風の影響のためペースアップできなかった気がします。
最後までストップすることなく無事にフィニッシュ。
全体のラップはこちら。
ゴール後に記録証を受け取りタイムを確認したところ2時間50分09秒。
自己ベストは更新しましたが、サブエガには10秒届かず。
「時計を見ていれば違った結果になったのでは?」と思う方もいらっしゃると思いますが。時計を見ていたら力んでもっとひどい攣り方をしたり足が終わったりしていたかもしれないので、現状ではこれが精一杯だと思います。強い風の影響も大きかったので。
また序盤私の前に少なくとも8人くらいのランナー様が走っていたように見えましたが、記録証を見ると5位という結果でした。おそらく風の影響でストップしたり減速した方が多かったためかもしれません。
その④に続く。