24kg痩せた大食い看護師ランナーのブログ

40歳男性看護師。体重90kg超えの肥満でしたが、2018年12月より少しずつランニングと自重筋トレを始め10か月で24kgの減量に成功。現在も体型を維持しています。フルマラソンPB2時間39分19秒(2023年11月つくばマラソン)。

珍しく仕事の話。その②。走る○○○○ナース。

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その①からの続き。

 

2022年秋に10年弱勤務して途中から管理職として勤めていた病院を退職。

その後は少し休養しながら次の仕事を探し、私が興味を持ったのは。

「トラベルナース」という働き方。「応援ナース」や「応援看護師」とも呼ばれます。

 

トラベルナース(応援ナース)とは何かと言うと。インターネットで検索と以下のように説明されています。

【短期間・高給与で、全国各地の病院に勤務する看護師のこと。看護師不足への対応のひとつとして生まれた働き方で、応援ナースや応援看護師とも呼ばれています。】

【一時的、緊急的に看護労働力を求める病院・施設に対し看護師が全国から駆けつけ期限付きで緊急サポートするシステムです。この制度により患者様の安心に大きく貢献しています。】

またアメリカのトラベルナースについては日本より歴史があるようで。

【日本ではまだ浸透していない「トラベルナース」。実はアメリカでは25年以上もの実績がありトラベルナース人口は約40万人。1980年代の看護師不足への対応のひとつとして地方~大都市を移動する形で通常13週間(12週間+1週間のトレーニング)のプログラムの勤務として設定されています。『好きな時に』 『好きな場所で』 『自分の仕事を』 といった個人のライフサイクルを重視できる雇用形態として広まりました。】

とのことです。

日本ではアメリカほどトラベルナースという働き方は浸透していないと思われ、求人数も少なく私が在住している地域では2024年5月現在求人が全く無い状況です。

 

ちなみに2022年10月より地上波のテレビで「トラベルナース」というドラマが放送されていたようですが。私は普段テレビを全く観ないことやドラマを観ている時間も全く無いので、こちらのドラマの内容は全く分かりません。

 

前職が比較的給与高めの職場で管理職の手当もいただいていたので、前職の収入を維持できる病院・施設へ普通に転職するのはなかなか大変ですが。このトラベルナースであれば賞与や退職金はありませんが、前職の月収に賞与分をプラスしたくらいの収入を維持することができます。

人手不足の職場で即戦力として働かなければならないので大変だとは思いますが。ランニングを始めてから何か前向きに物事に取り組んだり挑戦したりすることが多くなり、行動力も以前と比べると上がった気がしており。元々あまり後先考えない性格ということもあって、人手不足の過酷な環境に自ら飛び込むことにしました。

また日本では年功序列の会社が多く普通に考えると同じ職場で長く働いた方が収入などが安定しており、このトラベルナースのように短期間で職場を転々とすることは就職で不利になったり昇進などに悪影響を及ぼす可能性もありますが。私は色々あって管理職として上を目指したり資格を取って上を目指したりすることなどに現在全く興味が無いので、その辺は特に問題なく。同じ所で長く働きそこで地位を高めるよりも、人生一度きりしか無いので他の人が経験できないようなこと色々やってみたいという気持ちが勝っています。私は変わった性格のためか大部分の人と同じような仕事を延々と続けることについて疑問を感じ、昇進や資格を取ったりすることも立派なのですがそれだけでなく大学病院のICUでの経験や管理職として働いた経験を何か普通の人にはできないような変わったことに活かせないかと思いトラベルナースに行き着きました。

あとはこういう考え方も変わっているのかもしれませんが。同じ職場・部署で長く働いていると、気づかぬうちに井の中の蛙のような状態になっているように思えてしまい。それは自分自身のことだけでなく、周りの管理職の方々を見ていても感じることで。私は管理職を任されていただけあって確かに周りからは頼りにされ、緊急入院がたくさん来て忙しくても急変があっても比較的スムーズかつ正確

に仕事をこなしていましたが。広い世の中には自分より優秀で仕事が出来る方などたくさんいますし、勤務地が変わって未経験の病院・施設に行って働くとなるといくら経験があっても自分が一番下っ端になるわけなので。それらを考えてもトラベルナースとして人手不足の厳しい職場環境を転々とすることで、謙虚に学ぶ姿勢を持ち適応力が高まったり知識や経験、コミュニケーション能力が高まったりするなどのメリットがあるのではないかと考えました。前述した通り昇進したり資格を取ってスペシャリストになったりする道からは少し外れますが、元々ランニング、ブログ、X、インスタなども自己満足でやっていますし仕事に関しても自己満足で家族が生活できるだけのお金が稼げればよいと考えています。

「走る看護師」「看護師ランナー」の方はおそらく日本にたくさんいらっしゃいますが。「走るトラベルナース」はかなり希少だと思われ、何も根拠もありませんが私の変わった性格にも合っている働き方ではないかと考えました。

 

人材紹介会社のHPを参照していると自宅から比較的近い病院がトラベルナースを募集していることに気づき、簡単に病院の情報を確認した後にエントリー。

後日面接を受けた際、管理者の方より「できればトラベルナースではなく正社員として就職して管理職になってほしい」と言っていただき。ありがたい話ではありますがそれでは私としては転職した意味が全く無く、前職で管理職として働き続けていればいいわけなので。そちらの提案についてはお断りして、2022年の冬より無事トラベルナースとして勤務を開始することになりました。


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写真はブログ記事とは全く関係の無い、2022年11月に私の行きつけのお店平田の哲二郎で食べたラーメンと脂そばです。2杯とも脂増しにしたので別皿で大量の脂が付いてきましたが、美味しかったので難なく完食した記憶があります。

 

その③に続く。