その①からの続き。
8時スタートの合図。
約20kmのレース。
初出場であり上りが続くレースなので、序盤は無理せず楽に走ることにしました。
先頭は8人くらい飛び出していきました。
大会は何位まで入賞なのか分からなかったのですが、県外からもランナーが参加しており特に県内の強いランナー様が多数参加しているようだったので8位辺りを目標にしました。
先頭の方に8人くらい飛び出しましたが、その後方にも数名のランナー様が走っていたので序盤はその数名のランナー様を追い抜きながらリラックスして走りました。
周りは気にせずマイペースで走っていたせいか、気づくと私の後ろに数名のランナー様が着いていました。
5kmを過ぎた辺りから私と2名のランナー様とで3人の集団になり引き続き私が集団を引っ張る形。
10km辺りで一旦コースが狭くなり、上り坂の傾斜がキツい箇所が増えてきました。
私はそれほど上り坂が得意なわけではないので、ここで意図的にペースを落とし集団の先頭を譲りました。
このタイミングで一緒に走っていた2人のランナー様の走りを後ろから観察。2人とも上り坂を軽快に上っており、かなりの実力者のように見えました。
先頭の方の7~8名のランナー様はかなり前方に行ってしまい、ほとんど見えない状態。
沿道からは温かい声援が続き、大変励みになりました。
素晴らしい大会だと感じ、中盤辺りはまだ余裕があったので、手をあげて声援に応えたりしながらリラックスして走りました。
残り10kmを切った辺りで、細道を走り終え再び広い道路に出ましたが車道でなく歩道を走るので引き続き狭いコースを走ります。
ここで集団の他の2名のランナー様の呼吸がややキツそうな印象だったので、再び私が前に出て自分のペースで走ることにしました。
気持ちペースを上げたところ1名のランナー様は後退した様子。
ここからは1名のランナー様との一騎討ち。このランナー様は私と一緒でヴェイパーを履いていました。
コースは歩道ですが歩道橋の階段を上って下る箇所があったり。線路の踏切を渡る所もあったので、初参加の私は少し驚きながら走りました。
ちなみに1ヵ所あった線路の踏切は、手前で「カンカン」と鳴り始めたので集団の3人でペースを上げダッシュで通過しました。
残り5km辺りでは一緒に走っていたヴェイパーのランナー様の呼吸が明らかにキツそうでしたが、私から全く離れることなくぴったりと後ろに着いてきました。
残り3km辺りで歩道を走り終え、細めの道路に入りましたがここからはアップダウンがキツい箇所が多くなり。初参加でコースの分からない私は一旦ペースを落としヴェイパーのランナー様に先頭を譲ったりして並走を続けました。
一緒に走っていたヴェイパーのランナー様はかなりの実力者に見えたので。できればラストの手前で引き離したいと考え、急な上り坂が続く箇所で思い切ってスパート。私はそれほど上り坂が得意なわけではないのでここでのスパートはキツかったのですが、何とかスパートに成功したようでヴェイパーのランナー様は後退した様子でした。
スパートが決まったのはよかったのですが、急な上り坂を走り終えた後もフィニッシュまでだらだらと続く上り坂があり気を緩めると失速してしまいそうな状況。
それでもこの時期苦手だったペース走を練習で多めにやっていた効果か、最後までペースを落とさずに走り切り。
順位をキープしながら無事フィニッシュ。
ひたすら上ると言いましたが、実際の高度はこちら。
本当にひたすら上りです。
ラップはこちら。
ひたすら上るコースで階段の登り降りも2箇所ある中、キロ4分で走ったのは上出来でしょうか。
後で公式な結果を確認したところグロスタイム1時間19分21秒で8位でした。
男子556人中8位なので上出来と思われ。
また9位・10位の方の名前を確認したところ本来かなり格上のランナー様だったので驚きました。
私は上りがそれほど得意でないと思っていたのですが。力がついてきた証拠でしょうか。
その③へ続く。