1月の勝田全国マラソンについて、今さらになりますがレースレポを投稿します。レースレポと言っても簡単なものになりますが。
レース結果としては速報で紹介した通りで。以前フルマラソンで足攣り・失速に悩まされたシューズを約2年ぶりに試したところ、ハーフ前から早くもキツくなりDNFを考えるほど苦しいレースになりました。速く走れるシューズであることは間違いないので久々に履いてみましたが、やはり私がフルマラソンで履くには扱いが難しかったようです。
レース当日は確か4時前後に自宅を出発し、7時頃会場近くに到着。前年に利用した駐車場が満車だったので若干難民になりましたが、少し料金高めの駐車場に無事駐車。
車内で準備した後、会場に向かいます。
軽めにアップしてシューズを履き替え、最後のトイレを済ませてからスタートの整列へ。前から3列目くらいに整列することができました。
10時30分スタートの合図。
時計を見ながらまずは大体狙っていたレースペースで走り始めます。
勝田全国マラソンの素晴らしい点は、私のような陸連登録していないランナーでも持ちタイムが良ければ前のブロックからスタートできること。これにより序盤からストレスなく巡航速度に乗せたり集団についたりすることができます。
キロ3分40秒を少し切るくらいのペースで行ける所まで行こうかと考えていましたが、丁度よい集団につくことができました。
序盤は問題なく軽快に巡航していましたが、15km辺りのアップダウンの上りで早くもキツくなり集団から遅れることになりました。この上り坂は前年は全く労せず軽快に上り切りましたが、今回はなぜかかなり苦戦し。調整不足やオーバーペース、1週間前に赤羽ハーフを走った影響などでキツくなった可能性もありますが、何となくシューズの影響が大きいように感じました。
そこからは単独走になり、上り坂を終えた後も身体がかなりキツく。前半にして早くもDNFを考えました。
「前半でこれだけキツくなると走り切るのは難しいので、どこでやめようか。」
「フルマラソンでDNFしたことが無いので棄権した後の流れはどうなるのか。」
「これだけ早く棄権すると目立ちそうだな。」
「棄権したところを知り合いのランナーに見られたら心配するかな。」
「収容車とか聞いたことあるけど、この大会にもあるのか。収容車が無かったら歩いて会場まで向かうのかな。歩いて会場まで向かうのはキツそうだから、ゆっくりでもこのまま走り続けてゴールまで向かうか。」
などと考えながらしばらく惰性で走り続け。
15kmまでは快調に走っていたためかハーフは77分30秒前後と、1週間前の赤羽ハーフよりも速いタイムで通過。赤羽ハーフは大雨でしたし、ほとんど調整せずに出場したのでこれは想定内。
その後緩い下りなどで若干ではありますがキツさが緩和されてきたように感じ。DNFするのも色々大変そうなので、そのまま遅くてもいいので走り続けることにしました。
若干キツさが緩和されたとは言え、普段のレースと比べるとキツいことには変わりなく。さらに25kmを過ぎた辺りで懸念されていた足攣りの症状が出始めました。ここからは攣らないように細心の注意を払いながらの走りに専念することになり。安心して踏み込むことができないので、速いペースで走るのは完全に難しい状態になりました。
履き慣れたシューズで出場すればこんなに苦しむことは無かったかもしれませんが、自分で選んだことなので仕方がなく。以前より走行距離を増やして足を鍛えているので今回履いたシューズも履きこなせるのではないかと、浅はかな期待を込めてフリマサイトで安くシューズを購入してレースに投入しましたが。いくら走り込んでいても、自分に合わないシューズは合わないものだと実感しました。
ただ走り込んでいるせいか身体がこれだけキツいながらも大失速することは無く、後半は頻繁に来る両足の足攣りを誤魔化しながらひたすら走り続け。最後までストップすることはなく無事フィニッシュ。
タイムは2時間41分台とかなり苦しんだ割にはそこそこのタイムで走り切りました。
せっかくなので1km毎のラップも紹介します。