24kg痩せた大食い看護師ランナーのブログ

40歳男性看護師。体重90kg超えの肥満でしたが、2018年12月より少しずつランニングと自重筋トレを始め10か月で24kgの減量に成功。現在も体型を維持しています。フルマラソンPB2時間39分19秒(2023年11月つくばマラソン)。

長井マラソンその⑤。レースレポ。

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前回までの内容はほぼグルメでした。今回はかなり遅くなりましたがレースについて記したいと思います。

速報の際に結果などある程度記したのでレースレポを書くのはやめようかと思いましたが。せっかく年代別1位だったので、簡単ではありますがレースの内容についても紹介したいと思います。

 

 

10月15日。

2時に起床し、2時台に車で自宅を出発。

いつものことですが私は前泊すると暴飲暴食してしまうので、会場が遠方でもなるべく前泊せずに当日の早朝に自宅を出発しています。

途中サービスエリアやコンビニに寄りながら約330kmの道のりを運転し、7時頃無事に会場近くの駐車場に到着。


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この日は予報通り、到着後に強い雨が降ってきました。

会場にて受付やトイレを済ませます。

2kmほどアップで走ってから手荷物を預け、レース用シューズを履いてスタートの整列へ。

 

気温はおそらく12〜13℃とこの季節にしては寒く。朝から冷たい雨が降り続けていました。

服装は下がランパンで、上がロンTとランシャツを重ね着し手袋を装着。

 

9時25分スタートの合図。

転ばないように落ち着いて走り始めます。

私の入りの1kmはおおよそ3分50秒。ハーフの選手も混じっていましたが前方にたくさんのランナーがいたので、突っ込んで入っている方が多い印象でした。

序盤は時計を見ながら落ち着いてペースを刻みましたが、左足の接地が上手くいかず下腿が少し張っていました。

 

長井マラソンには昨年も出場しましたが。昨年走った印象としては高低図の割にやや記録が出にくい印象があり。その理由としてはアスファルトの路面に細かい凸凹が多くスピードが乗りにくいように感じていました。あと高低差については2箇所やや大きいアップダウンがありますが、2箇所目が30km地点辺りのキツい所にあるので昨年はそこで余計な力を使ってしまったせいか終盤失速しました。

 

今年に関してはシーズン序盤の距離走感覚の意識で臨み。無理に自己ベストに近いタイムは狙わず。レース前の10月1〜13日は30km以上のランニングを6日入れて300km以上走るなど、疲労が蓄積した状態でレースを迎えました。

 

序盤は3分50秒程度のペースを刻んでいましたが、案の定10kmを過ぎてから身体が重く感じ。そこからは時計を見ず、失速せず完走することを目標に淡々と走ることにしました。

 

15kmくらいまではハーフの選手を含め他の選手と並走する場面もありましたが。15kmを過ぎた辺りからは完全に単独走。雨でしたができるだけ景色を楽しみつつ、水たまりや路面の凸凹などに注意しながらひたすら余裕を持ったペースで走り続けます。

 

ハーフを通過した時点で前年より身体が重く、余裕度が無いようにも感じましたが。前年は数名の集団で走っていたことや今年は走り込んだ状態でレースを迎えたこともあり想定内と考えました。

 

30km手前からは上り坂を迎えますが。ここからのアップダウンの処理については一番注意しました。前年は上り坂を上り切った後の下りで足が攣り、一気に疲労が来て終盤失速したので。前年は年代別の上位争いをしていたので、上り坂で無理して他のランナーに着いて行ってしまい思っていた以上に上りで力を使ってしまいました。

9月に出場した榛名湖マラソンのアップダウンを思い浮かべながら。上りはペースが落ちてもよいという意識で無難に上り、下りもペースを上げずに休憩する意識で走りました。

 

30km前後のアップダウンを無難に処理したことで、残りの約10kmは前年と比べてかなり余裕があり。キツいことはキツいのですが、失速する気配は全く無く終盤も淡々と走り続けます。

 

終盤のスライドで前後のランナーを確認しましたが。前にはタンザニアの女子選手と日本人男子の方が2〜3人見えただけだったので、今年は総合でも上位に入れると確信しました。また、40歳代の方も前にいないようなので元々狙っていた年代別1位も達成できそうに見えました。

 

40km辺りで後方から1名のランナーが近づいていることに気づきます。普段終盤で追い上げられることは少ないのですが。私も若干余力があったので少し力感を上げましたが、ラストの競技場に入る手前で綺麗に追い抜かれました。競技場に入ってからもラストなのでペースを上げますが、そのランナー様との差は広がるばかり。

 

ラストは追い抜かれて悔しい気持ちになりましたが、無事フィニッシュ。

タイムは2時間44分を少し過ぎた辺りで、自己ベストには3分ほど及びませんが前年の同大会より8分以上速いタイム。

 

フィニッシュ後は前後を走っていた総合上位の方々と笑顔で挨拶。

ラストで私を追い抜いた方に「普段どれくらいで走るのですか。」と聞いてみたところ。「ベストは2時間28分です。今復帰途中ですが(故障からの復帰かどうか分かりませんが)。」とのこと。元々全然格上の方だったので、ラストで綺麗に追い抜かれたのも頷けました。

その他にも何名かのランナー様と挨拶できたので、普段ボッチで走っている私にとって今回もよい刺激になりました。

 

そして今回レース前からあるランナーさんに挨拶したいと思っていました。以前twitterでやり取りしたことがある方で。アメブロのブロガーさんなので、レースで着用するウエアや体型については何となく記憶しており。レース前の控室(体育館)にて、おそらくこの方だろうと確認はしておりました。私は大変マイペースな性格で、レース前は1人でゆっくり準備を進めたかったのでレース後に声をかけようと思っていたのですが。

レース後の体育館にていざ声をかけようとしたところ、その方は早足でシャワー室の中に入ってしまい。私はシャワーなど全く浴びる気はなくレースで着用したウエアのまま車で着替えたほどなので(車に向かう途中で雨に濡れると洗濯物が増えることもあり)、私と違って大変清潔で綺麗好きの方なのだろうと思ったのですが。すぐにシャワー室に向かったのは理由があったようなので、詳しく知りたい方はアメブロの「りゅうパパ」さんのブログを参照して下さい。私自身も2021年12月に初サブ3を達成したレースで同じような状況だったのを思い出しました。

 

無料の芋煮を食べながらりゅうパパさんがシャワー室から出てくるのを待ち。

りゅうパパさんと思われる方に「失礼ですがりゅうパパさんですか?」と声をかけたところ、少し驚かれた様子で「はい、そうです。」との返答があり。私が「大食い看護師ランナーです。」と名乗ったところ、大変驚いておられました。本人は自身のブログで私に声をかけられた際「このクソブログ読まれているのか」と心のなかで思ったと謙遜されていましたが。私のような単調なブログ(大食い・グルメ記事以外は特に単調)と違って、りゅうパパさんのブログは大変面白いので最近は毎日twitterやブログの更新を楽しみにしていました。

挨拶し少し言葉を交わした後に写真を撮っていただきました。


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右が私で左がりゅうパパさん。

同学年でした。

171cm、体重70kg弱のゴツい身体の私と違ってりゅうパパさんはスマートなランナー体型でうらやましく思います。

思っていた通り優しくて、人柄も素晴らしい方だと感じました。

悪天候の中自己ベストを更新されたこともあり、今後の飛躍が期待されます。

 

昨年も長井マラソンに出場し東北地方のランナーさんと挨拶して、レース後はインスタを相互フォローしましたが。今年も普段お会いすることができない東北地方のランナーの方々と短い時間でしたが交流することができました。

 

一日中冷たい雨が降り続ける大変なコンディションでしたが。沿道で応援していただいた皆様、大会関係者・ボランティアの皆様に感謝したいと思います。

 

レース結果は速報でお伝えした通り、2時間44分08秒にて40歳代の部で1位。今季も無事1勝することができました。総合でもタンザニアのランナーの方々を含め7位でした。

5km毎のラップは以下の通りです。
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