その①からの続き。
9時30分スタートの合図。
スタート直後は予想通りたくさんのランナーが速いスピードで飛び出しましたが、私は予定通り落ち着いたペースで走り始めました。
先頭集団はおそらく10kmを30~31分台で走る市民ランナー・学生に加えて、地元の高校生が10名以上先頭に着いているようでした。
私が今回のレースを走る上で考えていたのは、この地元の高校生と勝負をするということ。まあ駅伝が強い学校のようなので、上位の方の方々に勝つのは難しいのですが高校生相手にどれだけ勝負できるのか楽しみにしていました。
今回のレースも序盤は無理をしないように走ろうと決めていました。
理由としてはまず10kmレースに向けての調整・テーパリングをほとんど行っていないため。前日の走行距離をやや落とした程度で、他の日は距離を踏んでいることが多く本調子ではないと考えたので。
あとはコースの序盤が上りメインと思われたので、序盤のオーバーペースは危険だと思っていました。10kmコースの情報はあまり見当たらなかったのですが、ネットでハーフマラソンの方のコースの高低差を確認したところ前半に上りが多いように見えました。
スタートから1kmを越えるまでに5名くらいのランナーを追い抜きます。
スタートから1.5kmを過ぎた辺りから上りが始まりました。この上りもまだ我慢してなるべく余計な力を使わないように走ります。
抑えて走ってはいたのですが、この上りの途中で高校生や他のランナーの方々を数名追い抜くことができました。
上りを終えるとしばらく平坦またはやや下りの道路が続きました。ここでも高校生と他のランナーの方々を4人くらい追い抜いたのですが、1人の高校生が私に着いてきました。その後はしばらくこの高校生ランナーと並走し、リラックスしながらペースを刻みます。時計はほとんど確認しませんでした。
前半のラップはこちら。
その③へ続く。