24kg痩せた大食い看護師ランナーのブログ

40歳男性看護師。体重90kg超えの肥満でしたが、2018年12月より少しずつランニングと自重筋トレを始め10か月で24kgの減量に成功。現在も体型を維持しています。フルマラソンPB2時間39分19秒(2023年11月つくばマラソン)。

10月2日。津南ウルトラマラソン64kmの部。その③。レース後半。内臓疲労?。失速。ラストは坂道インターバル?。

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その②からの続き。

 

 

 

3周目(1周16km)に入ってからも急な下りによる足へのダメージはありますが、走り続けること自体は問題無く。

ペースはやや落としましたが、完走することだけを考えて走り続けました。

 

2周目の途中から一緒に走っていたランナー様とはいつの間にか離れて単独走になりました。

 

ただ3周目のラストの方の急な上り坂が2km以上続く箇所は途中から歩いて少し休むことにしました。無理して走るよりも少し休んで4周目につなげた方が無難だと思い。ここまでくると大部分の方が上り坂で歩いているので。

 

少しペースダウンしましたが無事3周終了。

スタート地点を通過しましたが、家族は見当たらず。母と妻は息子を連れて遊んでいるのでしょう。

ここでジェルを摂取しましたが、このジェルが明暗を分けた可能性があります。

1回目・2回目とは違うジェルを摂取しました。

ジェルを摂取した後からお腹にたまるような感覚があり。吐き気まではいきませんが走っているとお腹の方からこみ上げてくるような苦痛が生じます。

暑いのでエイドで給水するのですが、給水した水分もお腹にたまるような感じがして苦しくなります。発汗により皮膚に塩分が付着しているようなので、しっかりとスポーツドリンクなどを摂りたいのですが飲むと苦しくなり。

ジェルの影響でなく長い距離を走って内臓が疲労してきただけなのかもしれませんが、タイミングとしてはジェルが原因のような気がします。

このジェルは何回か使ったことがありますが。毎回ではないのですが、確かにお腹の調子が悪くなった記憶もあります。

 

4周目に入り足に走れるだけの力は残っているのですが、お腹が不調で平地や下りを走るのも苦しい状態。

歩くのを多めにして呼吸を整えながら走れる箇所は短い距離でも走るようにしました。

 

私は今回初ウルトラマラソンで完走することが最低限の目標でしたが。できれば年代別で3位に入り入賞したいと考えていました。

4周目は失速したので後続のランナー様にいくらか追い抜かれましたが、同じ年代の方には抜かれていないようでした。スタート直後に6人くらいのランナー様が先頭集団を形成していましたが、それらの方々の年代までは分からないので年代別の順位は全く分からない状況。

それでもお腹が苦しいとは言え、同じ年代の方には追い抜かれたくないと考えていました。

 

気持ちとしては「自分がこんなにキツいのだから、他の後続のランナー様も同じようにキツいだろう。」と考え。苦しくても走れる箇所はなるべく走るようにしました。

あと考えていたのは、最後の上り坂の手前まで何とか粘って同じ年代の方に追い抜かれないようにするということ。気温も予報の通り上がっており歩いている方もたくさんいらっしゃるので、最後の上り坂を元気に走って上る方は後続のランナー様の中にはいないだろうと考えていました。

 

お腹は苦しかったのですが気温が高く発汗しているので、エイドではスポーツドリンク、梅干、塩分タブレット、フルーツなどを摂取していました。

4周目の終盤になり、エイドにあるコーラやファンタが飲みたいと感じるようになりました。お腹が苦しく、炭酸飲料はお腹にたまりそうなので控えていたのですが。

歩く割合が増えてきたこともあり、どうせなら美味しそうな炭酸飲料を飲もうと考え終盤のエイドでコーラとファンタをいただきました。結果としてはお腹にたまりましたが、他のスポーツドリンクやアップルジュースも同じようにお腹にたまるので大差は無いように感じました。

ここから2〜3箇所のエイドでは炭酸飲料をいただきました。

 

苦しいながらも走ったり歩いたりを繰り返し、ラストの上り坂の手前のエイドに到着。ここでは多数のランナー様が休んでいましたが、私は炭酸飲料だけいただきすぐに走り始めます。

キツい上りが残っているとはいえゴールまであと少し。

モチベーションとしては最後のエイドで一緒になった10名くらいのランナーの方々の中で一番早くゴールしようと考え、苦しい中でもラストスパート。

上り坂を少し上ったところで後ろを振り返ると、数名のランナー様が追ってくるのが見えます。

ゴールまで歩かずに走り切れれば一番いいのですが、お腹が苦しいため難しい状況。

 

そんな中私が考えた作戦は坂道インターバル。

具体的には日向は走り、木陰になったら休むという感じ。日向が続く時は何か目標物を決めてそこまで走るようにしました。

この苦し紛れの作戦が功を奏したのか、後続のランナー様を引き離したようで時々振り返っても後続は全く見えず。

暑い中散々走った上に急な上り坂がダラダラ続くので、私だけでなく皆さんキツい状況だったと思われます。

 

ラストの上り坂を走り終え、少しだけ平坦な道を走り無事フィニッシュ。

かなり歩きましたが無事ゴールにたどり着いて安心しました。

 

フィニッシュの際も家族の姿は見当たらず。

かなり衰弱していたので、ゴールした姿など見られなくてよかった気がします。

 

その後周囲をよく見ると、妻が不思議そうな顔でこちらを見ていました。

後で聞くと私の顔がやつれていたので別人だと思ったとのこと。

 

その後母と息子も到着。売店にアイスクリームを買いに行っていたようです。

 

 

今回のコースの高低差とガーミンのタイムはこちら。


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64kmとはいえレースですし、キロ6分ペースは普通であれば大したことがないと思うのですが。厳しいアップダウン、28℃くらいまで上がった気温、DNFの方が多数、初ウルトラマラソンといったことを考慮するとキロ6分で無事にフィニッシュまでたどり着いただけでも上出来と思われます。

 

 

 

その④へ続く。