その①からの続き。
遅くなりましたが長井マラソンの振り返り。
その①にも書きましたがレース当日は1時台に起床し自家用車で自宅を出発。
受付やトイレを済ませてアップを開始。
少しJOGして身体を暖めてからレース用のシューズに履き替え。シューズは使い古したアルファフライを選択。
その後は時間に余裕を持ってスタートの整列へ。
まずまず前の方に整列することができました。
東北地方ですがこの日はスタート時から暖かく、気温は20℃くらいまで上昇する予報だったと思います。
9時にスタートの合図。
今回のレースの目標としては、年代別で上位に入りたいと考えていました。スタート前から自分のゼッケン番号と近い方を発見していたので、何となくそのランナー様に着いて行ってみようと考えていました。1km走った辺りで私のゼッケン番号と近い方が私の前方に2人いらっしゃることが分かり。図々しいとは思いましたが、初めてのコースなのでこの2人のランナー様を後ろからマークして走ることにしました。
私は普段ボッチ練なのでこうして他のランナー様に着いていくと普段はキツいペースでも楽に巡航することができる気がします。この2人のランナー様は実力者のようでキロ3分55秒〜4分程度の一定のペースでリラックスして走っているように見えました。この2人のランナー様の他にも1〜2名ほど集団に加わることがありましたが、年代別の順位とは関係が無い方だったと思います。
集団走のおかげか25km辺りは余裕を持って通過しました。
30km手前辺りから緩やかでダラダラと続く上り坂が始まりました。
マークしていた1人のランナー様がこの上り坂をリズム良くペースを落とさずに上っていたため、私はこの方に着いていきました。一方もう1人のランナー様は後退した様子でした。
この時点で私は欲が出て年代別1位になりたいと考え前のランナー様に着いていったのですが。後半のダラダラとした上り坂をキロ3分55秒〜4分で走り続けるのはこの時の私にとってはキャパオーバーだった気がします。
結果として上り坂を終えるタイミングで足が重くなり。下りに入った所で左足のハムが攣りそうになりました。上り坂を速いペースで上ったことに加えて気温の上昇もあり一気に疲労を感じました。
ここからは足が攣ってストップするのを回避するためにハムをかばったような走りに修正したため大幅にペースダウン。マークしていた1人のランナー様には離され、もう1人のランナー様にも追い抜かれました。
もう年代別の1位、2位は難しいので、3位以内か悪くても入賞したいと考えながら走りました。
私は失速していたので後方からどんどん追い抜かれるのではないかと思いましたが。終盤は緩い下り坂にもかかわらず、気温が上昇したためか歩いたり止まったりしている方が目立つようになりました。
よって私の感覚としてはJOGのような走りになっていたのですが、歩かずに走り続けていれば順位をキープできそうな雰囲気でした。
ラスト5kmを切ると足や身体がキツく何度も歩こうか悩みましたが無理矢理根性で走り続けます。
あと30km以降は内臓疲労なのかジェルが合わなかったのか分かりませんが、お腹も不調な状態でした。
時計は途中から全く見ず。撃沈して大失速している感覚でしたが、後でガーミンを見返したところ終盤は意外とキロ4分30秒程度で粘っていたようです。
何とか歩かず、止まらずに走り切り無事フィニッシュ。
ラップはこちら。
終盤はJOGのような感覚で走っていましたが意外とペースは落ちていなかったので、根性で粘っていたようです。
キロ4分を切るペースで長い距離を走る練習などまったくやっていなかったので、終盤失速したのは必然だと思います。そんな中このタイムで走り切れたのは上出来かもしれません。
10月のフルマラソンで結果を残していくのであれば、夏の暑い時期からそれなりの準備が必要だと感じました。
後で正式な記録を確認したところ、2時間52分28秒で30歳代で3位という結果でした。
その③へ続く。