24kg痩せた大食い看護師ランナーのブログ

40歳男性看護師。体重90kg超えの肥満でしたが、2018年12月より少しずつランニングと自重筋トレを始め10か月で24kgの減量に成功。現在も体型を維持しています。フルマラソンPB2時間39分19秒(2023年11月つくばマラソン)。

1月29日勝田全国マラソン。サブ40を目指してみた結果。大幅に自己ベストを更新し感動。

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タイトルの通り、1月29日に開催された勝田全国マラソンに出場しました。

勝田全国マラソンへの参加は初めてになります。

 

 

 

当日は5時過ぎに自宅を出発し、高速道路で茨城県ひたちなか市へ。

8時頃無事に勝田駅周辺の有料駐車場に駐車することができました。

 

レースの準備をしながら暖かい車内で少し待機し、9時過ぎに歩いて会場に向かいます。

会場はたくさんの人で賑わっていました。私が出場したレースの中では一番参加人数が多い大会です。

 

体調チェックシートを提出し、レース用のシューズに履き替えてから荷物を預けます。

その後は最終のトイレへ。このトイレの行列に時間を要しました。

トイレを済ませてからはノーアップだったので軽く走ってスタートの整列に向かいました。

 

私はAブロックからのスタート。勝田全国マラソンの素晴らしい点は、陸連登録の方が最前列からスタートするのではなく持ちタイムが速いランナーから順にスタートできること。これは陸連登録していない私にとっては非常にありがたいことだと思いました。

しかもAブロックは300人くらいだったので、これなら多少整列に遅れてもスタートロスは少ないと思われます。

私は比較的早めに整列に向かったので、遠慮なく前から5列目くらいに整列しました。

 

 

10時30分スタートの合図。

スタート直後は接触が多く、転倒している方もいらっしゃいました。

私は171cm、約68kg(推定)とランナーにしてはかなりゴツい身体を活かし当たり負けしないようにポジションを確保しながらリラックスして走り始めます。

 

入りの1kmは3分50秒。だいたい狙った通りのペース。

序盤はペース自体は問題なく安定していましたが、何となく身体や足が重く接地も上手くいっていない感覚で。今日は不調で厳しいかなと思いながら走っていました。

 

 

転機が訪れたのは9km辺り。柔らかくスムーズに身体が動かせるようになり。ペースを上げていきたいと感じました。

よく「フルマラソンは序盤で調子がよいと感じてもペースを上げてはいけない」といったことを聞きますが。私は後先考えないことも多いので、この日は気持ちよく走れるペースに上げていくことにしました。

たくさんのランナーを追い抜き、「今日の自分は無敵だ。ガンガン押していける。」と言い聞かせ気持ちよく走り続けます。

下りも抑えず速いペースで走ったので、今までフルマラソンで目にしたことが無いようなキロ3分31秒というラップも目にしました。

 

そんな感じで気持ちよく走っていたところ、キロ3分42〜47秒辺りで巡航している集団に追いつきました。サブ40を狙う集団だったのでしょうか。私はこの集団で走ることにしました。

サブ40というのは私の今年度の目標なのですが。かなり高い目標であり、自分はまだそのレベルには達していないと思っています。

それでも今回は2時間40分に限りなく近いタイムで走りたいと考えていました。

集団の中で走るのは楽と言えば楽でしたが。ポジションというか集団の中の位置取りによっては、少し窮屈で走りにくいと感じることもありました。

 

 

26km辺りで少し身体や足が重くなってきたので、集団に付いていくのはやめて自分のペースで走ることにしました。ここで無理に集団についていかなかったのは正解だったと思います。リラックスして自分のリズムで走り続けたところ、集団からズルズル離されるのではなく、集団と一定の距離を保ち遅れたランナーを追い抜きながら走ることができました。

 

30kmを過ぎた辺りから数kmの間、一人の女子の選手と一緒に走ることになりました。「女子の2位だよ」と沿道から何度か声がかかっていたので、最終的な順位は分かりませんが女子の2番手を走っている選手のようです。

ぐんまマラソンの時も女子のトップの方に追われながら終盤を走ったので、最近は市民ランナー女子のトップクラスの方と一緒に走ることが多くなっています。

 

35kmを過ぎると誰か他のランナーと一緒に走るというよりは、失速したランナーを追い抜いたり逆に後ろから来たランナーに追い抜かれたりと周囲のランナーが頻繁に入れ替わる感じになりました。

 

 

ちなみにジェルは1個持参しましたが使わず。

給水は15kmを過ぎてから4回取り。水が3回、スポドリ1回のみとほぼ糖分は摂取せずに走り切りました。

足が攣ったり攣りそうになったりすることも無く。

服装は下がランパン。上は寒かったのでTシャツ、ロンT、ランシャツと3枚重ね着。手袋2枚とネックウォーマーを装着し、帽子やサングラスは無し。

レース4日前までは普段通り1日20km以上走り(日勤の日は10km前後)、3日前と2日前は距離を落とし前日はランオフにしました。前日はランオフでしたが夜勤明けだったので、仕事の疲労は感じていました。

1月中旬辺りから臀部痛が生じ。この痛みはレースを終えた2月現在も続いていますが。レース中はアドレナリンなどの影響か、痛みを感じることはほぼありませんでした。

仕事の方は昨年末から極端に人手不足の職場に自ら飛び込み。即戦力になっているかどうか分かりませんが、何とか慣れない業務をこなしている状況で。仕事の疲労が抜けないことも多かったのですが、何とか最低限の練習量だけは維持していました。

 

 

40km辺りから緩やかな上り坂が続きましたが、失速することなく走り続けひたすらゴールを目指し。

無事フィニッシュ。

 

 

サブ40は厳しいと、途中から感じていましたが。

その通りで、サブ40達成ならず。

 

しかし、手元の時計は前の月に出した自己ベストを3分以上更新する2時間41分10秒台。

このタイムを見て感極まり、一人で泣きそうになりました。

「自分って、こんなに速く走れるんだ。」と感動してしまい。

普段の練習では仕事の疲労の影響もあるのかキロ4分で1〜2km走るのすらキツい日が多く。キロ3分45〜50秒くらいでの15〜30km走など、私が全くできないような練習メニューをこなしているサブエガレベル・サブ45レベルのランナーの方々と対等に戦えるのか半信半疑でしたが。この結果はまぐれではなく練習方法を見直して、昨年10月下旬頃から練習内容を少し変えたのが功を奏したのだと思います。

ボッチ練でも練習について自分で考え、工夫しランニングを継続すれば十分な結果が出ることが分かりました。

 

 

勝田全国マラソンは初参加でしたが、思っていたよりもアップダウンが多く。結果的に良いタイムが出ましたが、楽で走りやすいコースという印象は無かったです。

この日、比較的風が弱かったのは幸運でした。

前述したように陸連登録していなくてもスタートラインに近い位置からスタートできるのは、陸連登録していない私にとって大変大きいことでした。スタートロスのことだけでなく、序盤からストレス無く速い流れに乗って巡航できるので。

 

 

普段はフィニッシュ後に近くを走っていたランナー様に挨拶をするのですが。この日は周囲を走るランナーの入れ替わりが激しく、フィニッシュ後のランナーを見ても誰が誰だが全く分からないので挨拶はできず。

たくさんのランナーと一緒に走ったおかげで出た記録なので、本当は「ありがとうございました」と挨拶がしたかったのですが。

そのかわりに大会のスタッフの皆様に「ありがとうございました」と挨拶をしながら荷物を持って会場を後にしました。

 

 

 

ラップはこちら。


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後で正式な結果を確認したところ、グロスが2時間41分13秒でネットが2時間41分10秒でした。


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今回レース後の大食いは無く、レース後は下道でゆっくり帰宅しただけなので1話完結になります。