その②からの続き。
30kmを過ぎても足や心肺には余裕がありペースアップできそうな感じもありましたが。この辺りから腹痛を感じるようになりました。トイレに寄ろうかと何度も考えましたが、時間をロスしてしまうので我慢して走り続けます。腹痛が強くなる度にペースをやや抑えたりしていたため、足や心肺に余裕はありましたが後半思うようにペースアップできず。
それでもペースを落とすことなく維持することはできたので、中盤以降後ろのランナーに追い抜かれることは全く無かったと思います。
フィニッシュが近づくにつれ腹痛はどんどん増してきましたが、空いているトイレも無さそうなので我慢を続け。
最後まで痛みに耐えて何とかフィニッシュ。
運営の方にチップだけ外していただき、トイレに向かいます。
過去のフルマラソンでは中盤以降に足が攣り何度も止まるなど撃沈していましたが。今回はフルマラソンを走った直後にトイレにしゃがんでも全く足が攣る気配はありません。
それだけ足が鍛えられていたのか、腹痛のせいでペースが上がらず力が出し切れなかったのか。
ガーミンを確認すると2時間56分台で自己ベスト・初サブ3は確実と思われました。
ただ自分としては目標がもっと上だったことや、腹痛の影響で力が出し切れなかったこともありあまり喜ぶことはできませんでした。
まあ腹痛対策も自分の実力のうちだと思うので、現実を受け止める必要があるのですが。
何はともあれタイトルにも書きましたが、フルマラソンを止まったり歩いたりせずに走りきったのは今回が初めてなのでそこについては成長を感じました。
腹痛のためポケットに入れてあったジェルは使用せず。給水も2口口に含んだ程度だったので、ほぼ無補給・無給水でフルマラソンを走りきったことになります。
私は当初フルマラソンの中盤以降に足が攣る原因は水分・栄養・電解質不足による影響が大きいのではないかと思っていたのですが。やはりそれよりもフルマラソンに向けての地道な走り込みが一番の足攣り対策なのではないかと感じました。
30km以降のラップはこちら。
後日正式なタイムを確認したところ、2時間56分34秒でした。
その④へ続く。